iPhoneを4Sにしてからカメラ性能が上がってすごく写真を撮る機会が増えた。っていうかコンデジが不要になった。動画もHD画質できれいなのでビデオカメラすらしまったままだ。
でも、ひとつ問題(っていうほどでもないけど)数が増えた分バックアップとPCでの閲覧がめんどくさくなってきた。ドックケーブル経由でもいいんだけど表示が結構遅いし(重要)できればケーブルなんか使わないで、いつでもどこでもバックアップしたいと思っていた。
と、言う訳で探したのが、「MediaTransfer」というiPhoneアプリ(¥170)。
これは登録したFTPサーバに起動するだけで、差分でアップロードしてくれるという優れもの。初回は当然全部アップするので時間がかかるんだけど、次回以降は差分なのですぐに終わる。
うちは自宅用にFTPサーバを立てているので容量を気にせずにばんばん放り込めるのはありがたい。
iCloudとかDropboxとかクラウド系が最近はもてはやされているけど、容量が中途半端だったり、ある程度本格的に使おうとすると有料だったりするので本格導入は躊躇するんだよね。某社のクラウドサービスでサーバが落ちて顧客のデータ全部きれいさっぱり消えちゃった事件とかもあるしねぇ。
で、使い方。
MediaTransferを使って自宅サーバのiPhoneの写真用フォルダにアップロード → 作業用メインPCにそのサーバのドライブをネットワークドライブで登録 → 作業用PCのファイルバックアップ用アプリを使って、サーバ~作業用PCに差分でコピー。
この方法だと、アプリの起動を含めて3回クリック(タップ)するだけで完了する。PC間のコピーを自動にしておけば2タッチで終わる。
うーむ、便利だ。
自宅にサーバなんてねーよ!という人でも、サイトは持っててレンタルサーバの容量余ってるとかそういう人でも使える技。その時は外部のFTPサーバをネットワークドライブとして使える「NetDrive」っていうフリーソフトを使えばOK。これは意外に便利でインストールしておくだけで、エクスプローラーにドライブが表示されて普通のファイル操作と同じようにしてFTPサーバ上のファイルを扱える。