2002年頃のロック画報の古本を酔っ払った勢いで買ってしまった。コクシネルとP-MODELのインタビュー記事が目当てだった。
最後のページを見てみるとオマケ?のコンピCDが付いていて、そこにパンゴのワルツという曲が収録されていた。
あまりに直球なメロディーラインと声。そして「夢・おしまい!・わたし、おしまい!・これでおしまい!」という実も蓋もない言葉が実に重たい。
振り返って。
EP-4 5.21 開演前のステージ
コクシネル、2004吉祥寺Star Pine’s Cafeでのライブ盤
今から20数年前、同志社大学のイベントで初めてコクシネルを見た。
1982年10月19日。高校生になったばかりの頃だと思う。田舎の高校生だった僕は当時台頭していたニューウェーブブームメントに激しく触発されてその手の音楽に飢えまくっていた。田舎で一人っ子という純粋培養されていた僕に新しい価値観とスタイルを提示してくれていたその手の音楽はすごく魅力にあふれているものだった。