2002年頃のロック画報の古本を酔っ払った勢いで買ってしまった。コクシネルとP-MODELのインタビュー記事が目当てだった。
最後のページを見てみるとオマケ?のコンピCDが付いていて、そこにパンゴのワルツという曲が収録されていた。
あまりに直球なメロディーラインと声。そして「夢・おしまい!・わたし、おしまい!・これでおしまい!」という実も蓋もない言葉が実に重たい。
振り返って。
自分が一番ダメだった時期を超える時にその絶望をちゃんと対象化してきただろうか。しっかりその絶望と対峙してきたのだろか、と。再考するハメになってしまった(シラフでw)。なんとなくやりすごしてしまったのではないか、と。
過去の事は思い出すと、シラフではなかなか居られないのでこうやって呑みながらグチってるわけでw
でも、なんでこのパンゴというバンドを今まで未聴だったのだろう?名前だけは何度も見たことはあるのに。
そんなに広く聞き漁ってたわけじゃないけど、コレ!というバンドとの出会いは今まで必然的に起こっていたのにパンゴは見過ごしていたなぁ。ちょっともったいない。
と、思ったら活動期間は実質1年ほどだったらしい。うーむ、一期一会ね。しょうがない。
PS:この号のP-MODELとコクシネルのインタビュー記事のタイトルが抜群にいい。
【我、発想の開発者】
【プロトタイプを模索する意思】
さて、わたしにプロトタイプを開発する意思はあるのか?!
コメント by 萩原水音 — 2016年12月1日 @ 12:57 PM
東京の萩原です。これ、以前、新宿を彷徨っていたときに見つけ「あ」と思って買いました。ちなみにこの「ロック画報」の編集長の加藤さんはP-MODELのファーストアルバムのプロデューサーで、私もときどき仕事の場でお会いするのですが、とてもダンディーなおぢさまです。
それはさておきw、やはりP-MODEL(平沢さん)とコクシネルさんのインタビューがとても興味深いですね。中でも、コクシネルのセツさん(私と同年代)の子ども~高校生のころの話は、「う~む、同じ東京育ちでも、やっぱり都会っ子はちがいますのぅ」と感心することしきりでした(そっちかよw)。コクシネル以前にバンド等の経験はないというセツさんですが、育った環境や良質の音楽をたくさん聴いてきたことが、クリエイターとしての資質を育んできたのでしょうね。やはりいい刺激を受けることがクリエイターには必要不可欠でしょう!